黄色の研究 - 最高のゆで卵を作るには?

身体作りをする上で、ゆで卵は欠かせない食材です。安い上に栄養価が高く、腹持ちも良いからです。身体作りをする上では、もはや必須食材といってもよいでしょう。

ゆで卵を作る方法としておよそ以下に挙げる2つの方法が知られています。

  1. 鍋の中に湯を沸かして卵を茹でる
  2. ゆで卵作り器を使う

このうち1は、大量のゆで卵を作ることには有利ですが、成果が安定しないことがあります。また、鍋を容易したり、手間もあります。一方2は、一度に大量に調理出来ないものの、電子レンジで加熱するだけなので手間は少なく、常に安定したクオリティのゆで卵を作ることが出来ます。

この記事では、2の方法であるゆで卵作り器を使った場合に、電子レンジで何分加熱するのが最善かを研究します。方法としては、加熱する時間を変えて、一番おいしいゆで卵の状態を探求します。

ゆで卵作り器は、以下のものを使っています。このゆで卵作り器は一度に4つのゆで卵を作ることが出来て、1日に2つずつ食べています。私の場合、2日に1回近くのスーパーに買い物に行くので、その度に4つ入りの卵パックを買っています。

従って、本記事に書いてあることは、以下のゆで卵作り器を使った場合にのみ適用されます。もし記事の内容に納得がいったら、買ってみてください。

ちなみに、記事のタイトルは、シャーロック・ホームズの緋色の研究のオマージュです。

なお、夏休みの自由研究としてパクることは禁じます。

実験

500W 13分

まずは、メーカーが推奨している13分の加熱をしてみます。結果は以下です。

写真でも明らかですが、きちんと固まっています。ちなみに、タンパク質が熱することによって固まる現象を熱変性といいます。

ゆで卵は、固まれば固まるほど、ボソボソします。私の感想としては、このレベルまで固まってしまうと、ボソボソして美味しくありませんでした。これだと、毎日食べるには苦痛です。

500W 11分

次は少し飛ばして11分の加熱をしてみましょう。結果は以下です。

なんと、たった2分違うだけでこれだけ出来が違うということに驚きました。見た目からもわかるとおり、かなり液体成分が強くぬるっとしており、味としても卵の生々しさが残ってしまっていて、おいしくないと思いました。めんつゆを染み込ませるとか、味付けを工夫すればおいしくなる可能性はありますが、電子レンジでチンする以上に手間をかけるのは、ゆで卵作り器を使う思想に反します。

500W 12分 (BEST)

最後に、その中間の12分の加熱をしてみます。結果は以下です。

前後でたった1分の違いしかないのに、11分と13分とはまるで違う出来となっています。ここから言えることは、ゆで卵作り器でゆで卵を作る時は、最後の数分の間に急激な変化が起きているということです。おそらく加熱を10分に減らすと、ドロドロでゆで卵とは呼べないものが出来上がるでしょう。

見た目からわかるとおり、黄身の部分が黄色い部分とオレンジの部分の混合になっていて、オレンジの部分もほどよく固まっています。まるで、マンゴーのようです。食感も柔らかく、私はこれがベストだと感じました。

結論

ゆで卵作り器を使う上で、加熱時間を11分、12分、13分で変化させて、その出来を比較しました。その結果、12分の場合が最善ということがわかりました。

なお、ゆで卵はふつうの食卓塩ではなく、クレイジーソルトで食べるのがおいしいと思います。食卓塩は少ししょっぱすぎて、卵の味を台無しにします。一方でクレイジーソルトは、卵の味を引き立てます。

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