田中なつきというユーチューバーがいる。 青森の148センチ女子で、 青森を中心に温泉めぐりをした動画をアップしている。 巨乳というほどではないし、特段かわいくもなく、 その上、既婚で子持ちということも明かされており、なおのこと見る価値がないと思うのだがついつい見てしまう。 視聴回数は、今や100万再生に到達することもあり、平均では50万くらいだ。
なぜか。 おちんぽだ。これはおちんぽ問題なのだ。 男の悲しい性なのだ。 おちんぽ問題はどこにもでも存在する。 おれたちはおっぱい山に生える大小さまざまなきのこなのだ。
競技プログラミングの性とかいう怪文書について調べてみると、田中なつきのユーチューブが始まったのは5年前に遡る。 5年前というとかなりのベテランだ。 アップされた動画を見ると、最初の頃は THEユーチューバーみたいなことをしていたようで、 「食べてみた」「やってみた」「スマホゲー」 の三種の神器はもれなくカバーしていた。 くだらなさでいえばおれのGAAラジオよりくだらないくらいだ。
たまに、与沢翼の劣化版みたいなやつとのアワアワ混浴動画など、 おちんぽターゲティングをした 動画を出してプチヒットを飛ばしていたようだが、 7ヶ月前の動画でもせいぜい数千程度の視聴回数で、 3桁の場合もあった。 (もちろん、Youtubeを実際にやってみればわかることだが、 4桁はおろか3桁の視聴数を出すのだってそう簡単なことではないので これだって馬鹿にされるものではない)
具体的にいうと、確変前の最後の動画は、 「【衝撃】ラジオ体操4が頭おかしすぎる説」で 視聴回数3.3k回だったのだが、 次の 「【温泉】秘湯より珍しい混浴野湯で大興奮!」 では407k回に跳ね上がっている。
ここで味を占めたのか そこからは温泉動画を連発。 再生回数も登録者もうなぎのぼりなのである。
内容は「見えそうで見えない」というラインをうまく攻めたギリギリのもので、こうなると そこらにいそうな女の子という点がリアリティを増すためむしろ武器になってくる。 青森なまりのほんわかとしたところも、温泉動画とマッチしていると言ってよい。 「VR田中なつき」なんていう田中なつきと一緒に温泉に入ることが出来るコンテンツがあったら 結構流行るかも知れない。
なにもおれは、ふつうの女が温泉に入っただけで視聴数を稼げたのはずるいと言ってるわけではない。 逆に、美女が温泉に入ってたら良いのかというわけでもない。 むしろ、田中なつきの温泉動画はなかなかのクオリティだと思うし、ふつうに楽しんでみている。 性を利用して視聴数を集めている女ユーチューバーは死ぬほどいるが、 自分の持っている武器を最大限に利用して勝負するのは当たり前のことなので、 何も否定されるものではない。
それどこかおれは性を最大限に利用したAV女優こそが最強の女性であり、 女性界のグローバルエリートなのだとという考えを持っている。
AV女優こそが最強の女性であるそれでも、おちんぽを執拗に狙い撃ちされているようで、たまに不愉快に思うことはある。 そう思いつつも、やはり逃れることは出来ない。 そんな時ふと、「人類はこんなんで良いのだろうか」と疑問に思ってしまうことがある。 田中なつきの温泉動画は、おれたち人類に対してこの大いなる問題提起をするために 存在しているのではないかと思っているのだ。 ありがとうなっちゃん。