私は、現役で東工大を不合格、一浪も不合格、二浪目になり京大に志望校を変えてようやく合格しました。 ひーひー。IQがゴミだからつらいよぉ。
一浪目では河合塾の横浜校に通っていました。それはそれは楽しかったです。 女の子はいますしね。すごくかわいい子がいました。
近くのラウンドワンのゲームセンターに行ったり、 適当にぬるい一年を過ごした結果、これは微妙に危ないのではないかという形勢で受験に突入し、 案の定死にました。
浪人の合否というのはほぼ確定的です。現役生のように伸びしろもあまりないですし、 本番でも思い切りよく行くことは出来ずむしろ萎縮する傾向があるため、炸裂することがないからです。 実力どおりに回ってきて、実力どおりに受かるか落ちるかが決まるというのが浪人の受験だと思います。
私立の医大で女子や浪人への逆下駄が発覚して問題になりましたが、 私はこれは国立大学でもあるんじゃないかと思っています。 というか、思わないのは、頭がお花畑でしょう。 なので、それも加味してオーバーキルしに行かないと勝てないというのが浪人の受験です。 秋になってA判とれてない人は、諦めて志望校を下げた方がいいです。
予備校というところは、年を通して網羅的に授業があります。 一応私は進学校出身で、現役時にも塾には通っていましたので、カリキュラムを不消化というわけではなかったので、 それ自体も合ってませんでしたし、そもそも授業を受けて勉強するということ自体が合ってないと思いました。
そこで、二浪目はリフレッシュを兼ねて京大に行くということにして、基本的に図書館で勉強するという方法にしました。 スポット的に駿台のなにかと、大数のセミナーには参加しましたが、それ以外は常に図書館でやっていました。
この記事では、宅浪をしていた時のモチベーションの保ち方について話します。
日々のノルマは小さくして、日々満足する
宅浪をする上でもっとも大事なことは、毎日コンスタントに勉強することだと思います。
あるボディビルダーはこう言いました。「ジムに行きたくない時こそジムに行くべきだ」
これは受験も同じです。勉強したくない時こそ勉強すべきです。
宅浪生にとってジムというのは、図書館だったり、貸し自習室だったりすると思います。 私はあまり家では勉強しなかったです。 私にとっては、図書館に行くということがイコール勉強するということでしたから、 とにかく気分がダメな時でも図書館に行って勉強するようにしました。
勉強したくないときこそ勉強するにはどうすればよいでしょうか。 そういう時は絶対にあるものです。今日はなんか頭が疲れてるなとか、そういう時が必ずあります。
そういう時でも必ず勉強するためには、逆説的ではありますが、日々の目標を下げてしまえばよいのです。
私の場合ですが、10時に図書館に行き、12時くらいまでで終わる量をまずノルマとして設定し、 それが終わった時点でもうやる気がなかったら、海を眺めにいったり、家に帰ってゲームをしていました。 図書館で棋譜集を借りて帰って、家でパチパチ並べたりもしてました。
なぜこれで問題がないかというと、 あなたはそもそも自分で勉強出来ると思ってるから宅浪しているわけであり、 そもそもモチベーションはあるのです。合格する気持ちはあるのです。
だから、仮に日々のノルマを小さく設定したとしても、 本当にそれだけやって帰ることは稀です。ほとんどありません。 ほとんどの場合は、昼休憩をして、また図書館に戻って5時とかまで勉強して、 暗くなったら帰るのです。
毎日のノルマを小さくして、毎日そのノルマをクリアすることで、満足感を得ることが出来ます。 そして、その満足感が、次の日もまた勉強する気力になるのです。
ノルマは、朝のうちに手帳サイズのメモ帳に書いておきます。 大体2時間とかそこらで出来るような程度の量を箇条書きで書きます。 そして、終わったら線を引いて消します。 こうすると、ノルマを消化したこと自体に満足感を得られやすくなります。
実際にこの方法をやってわかったもう一つの効果は、 だらだら勉強しなくなるということです。 例えば、今日は7時まで勉強するぞと決めてしまうと、 結局やる気がわいてくるのは5時からということになります。 しかし、午前中にノルマが終わってしまえば、あとは全部ボーナスポイントになるのです。 これがさらに快感となって、勉強の能率が高まります。
バイトはする。恋もする
宅浪はしていましたが、 夏にはアイス売りのバイトもして、月に100時間くらい働いていました。 時給が1000円ちょいだったので10万円くらいにはなりました。
そこで知り合った子と付き合い始め、 勉強をしてからその子のうちに行き、色々してから帰るということもしていました。 受験が終わるまでずっと付き合っていました。 受験生だから禁欲するというのは間違っていると思います。 逆に、夜までだらだら勉強することが出来なくなるため、 集中して勉強することが出来たと思います。
友達と酒を飲んで、 勢いで夜の公園でマイケル・ジャクソン を歌ってたこともありました。楽しかったですね。
大数の合コンに挑戦
私は、大数の演習問題はあんまり難しくなのでやってませんでしたが、 学コンには挑戦していました。
【大学受験】大数学コン55点から3ヶ月で名前を載せた最強の数学勉強法これもいい刺激になっていました。 宅浪は、競い合う人がいないという点では独りよがりになりがちなので、 こうやって、雑誌のコンテストに挑戦し続けられたのは良かったと思います。 宅浪で、難易度の高い大学を狙うという人は、 学コンで名前を載せることを目標にしても特に高い目標ではないと思うので、 やってみると良いと思います。