おれの鼻うがい歴は長く、めんどくさい時もあるので毎日とは行かないものの、 もう20年くらいはずっと続けている。 鼻うがいは、人の基本だ。
鼻うがいは風邪の予防に高い効果があり、 おれは少なくとも7年ほどインフルエンザに罹っていない。 それ以前もしばらく記憶がない。 もちろん、おれは反ワクガチ勢なので インフルワクチンは大学生の時から15年以上は一度も打っていない。
そもそも御三家レベルに強靭なことやサプリメントの摂取など 色々な要因はあるだろうが、鼻うがいの貢献は大きいと考えている。
昨今、新型コロナの予防に大きな効果があると言われているのが鼻うがいだ。 特にデルタ株以降では、感染はまず鼻の奥で起こる。 従って、予防の観点から有効と言われているのがスプレーにより鼻腔をコーティングする方法であり、 そもそも感染部位に抗体を作れば良いという発想から、 鼻腔に対するスプレータイプのワクチンも開発されている。
エアロゾル感染をする以上、マスクをしようがしまいが感染予防には大して効果がなく、 それよりは換気・手洗い・鼻うがいの方が有効だと考えている。 手洗いは今日日誰でもやるだろうが、鼻うがいはどうだろうか? してないだろう。
では明日からしてみよう。簡単な方法を紹介する。
おれが近年続けていた鼻うがいは、ネティポットによるもので、 これはインドのアーユルヴェーダに由来する。 ここに、生理食塩水を入れ、顔を横に傾けて、片方の鼻からもう片方の鼻に食塩水を通す。 この方法については以前に紹介した。 鼻うがい歴20年のプロが語る最強の京大式鼻うがい法
しかし、ネティポットによる鼻うがいは決して簡単ではない。 うまくやらなければ、むせたり、食塩水が耳の方に入ってしまったりする。 鼻うがいマスターのおれでも、たまに油断すると事故る。
おれは遺伝子ワクチンには反対しているが、 新型コロナを防ぐ正しい手段については広めるべきだという考えであり、 より簡単に実行可能な鼻うがいを探求するため、 おれは試しに「サイナスリンス」を買ってみた。 ボトルは、スターターキットで買った。
準備:届いたのでさっそくやってみた。 まず、ボトルに専用の食塩を一包入れる、そして次に体温くらいのぬるま湯を線のところまで入れる。 日本であれば、水道水が安全なので、水道水でいいだろう。 「ドラゴニックオーラ!!全開!!!」と叫びながら一気にシェイクしよう。
実行:洗面台で下をむいたまま、片方の鼻から食塩水を流し込む。 この際、「あー」っと声を出しながらやるのがコツだ。こうすることで、 食塩水が喉の方に流れることを防げる。 ネティポット以外ではハナノアや鼻クリーンSを試したことがあるが、 この手の下から流し込むタイプはボトルが小さい傾向があり、終わったあとにやや不満感が残ることがあった。 それがおれが近年ではネティポットを使い続けていた理由だ。 しかし、サイナスリンスは容量が大きく(240ml)、ボトルが大きいので射出力も高い。
ランニングコスト:気になるランニングコストだが、250包が3500円ちょっとなので、一包あたりたったの14円だ。 仮に3ヶ月に一回ボトルを買い換えるとしても、1日あたり8円やそこらなので、 毎日鼻洗浄するとして、一日20円だ。 20円で、恐ろしい新型コロナに対する大きな予防効果が得られるのであれば、安いもんだろう。
ちょうど昨日、倍サイズ版が出るというニュースがあったが、 実際には現行版で十分に大きく、鼻洗浄には十分な量であると考える。 リンク先の記事でも、鼻疾患の手術後などには大容量の鼻うがいが必要だということが書いている程度で、 新型コロナの予防に対してはランニングコストが上がってしまう、置き場所に困るなどのデメリットが目立つ結果になるだろう。 ニールメッドの痛くない鼻うがい「サイナスリンス」に480mlの大容量!メガボトルが登場
明日から、本物のコロナ予防を始めませんか。