グラフにしてみると視覚的に、体重がきれいに落ちてることが分かる。
あと1.5kgで今回の減量はゴールだ。今回はおよそ84kgから75kgまで9キロの減量が目標だった。食事制限が辛く精神がやばいためその後は2週間休みさらに3キロ減らす。そして2週間休みさらに2キロ減らす予定だ。計画どおりなら、春には70キロになるだろう。北に住む人たちのイメージから、冬の方が寒くて脂肪がつきやすいと思うかも知れないが、寒い方が身体を守るために体温を上げようとするため、むしろ代謝の面では有利になる。また、暑いよりは寒い方が睡眠もしやすい。睡眠がだめだと減量も出来ない。今回の減量でも後半になっても減速しないのは、涼しくなってきて睡眠が改善したからだろう。空腹の上に暑いと、睡眠がどうしても悪くなる。
途中でスパイク的に4回上がってるが、これはリフィードだ。ここでは一日に5000kcal近い食事をする。しかしその後には一気に落ちていく。3日ほど減量して2キロ減ったーと大喜びするIQの低い女子たちにはこの現象は不思議かも知れないが、科学的減量の世界では当たり前のことだ。なぜこんなことが起こるかは、自分で調べてほしい。実質的にあなたが減らした体重はよくて200gだろう。くだらないから短期的に一喜一憂してはならない。
そして、リフィードで5000kcalとってるにも関わらず全体としては減りが減速してないことが分かるはずだ。これがリフィードの効果。リフィードによって、減量に必要なホルモンの回復と精神の一時的な回復が得られる。つまり、減量に安定をもたらすことが出来る。もしリフィードをしない場合、同様に減るかも知れないが、あるいは全く停滞する可能性もあるのだ。減量において停滞は絶対に避けなければいけない状態だ。リフィードは停滞を安全に回避するテクニックと言える。
ちなみにおれは有酸素運動は一切してない。それどころかほぼ一日中家の中にいる。しかし一週間に4回ジムに行き、筋トレをしている。痩せるために有酸素が必要というのは全くの嘘だ。有酸素をすると筋肉を失うだけだし、消費カロリーもたかが知れてる。それよりは筋トレをしたあとに得られるアフターバーンによって消費カロリーを上げる方が、筋肉の維持も出来るため合理的だ。おれは減量開始時から摂取カロリーは一切変えてないし、トレーニング重量もそれほど落ちていない。必死に有酸素をしてる人は参考にしてほしい。
減量というとストイックにただ食を断ってひたすら汗を流すだけのイメージがあるかも知れないけど、原理原則に立ち戻って考えれば、たまには好きなものをひたすら食って、ジム行って1時間筋トレするのを週4日だけやって、あとは空調の効いた部屋でまったりしてるだけで達成出来ることなのだ。