酸欠少女ファ

さユりなる28歳の女性アーティストが死んだらしい。 アニソン歌手だったようだ。

最近はアニメは見なくなったということもあり、 この女については全く知らないのだけど、 ぱっと見、ワクチンによってファされて悲観して我ファしたという話に見える。 おれはこういう人は結構多いのではと思っている。

7月25日の時点で、発声時に声が震える機能性発声障害を患っていることを報告している。

そして、コロナワクチンの長期的な副作用として「けいれん性発声障害」は報告されている。 年齢は近く、30歳の女性だ。 けいれん系は脳ファによる後遺症として顔や指などでも報告されているから、声帯に出ることは何ら不思議ではない。

なぜ我ファと考えるかというと、 歌手にとって発声がやられることは絶望的なことだからだ。 そして何より死因を隠してること。 死因を隠す時、それは多くの場合、我ファであることを強く示唆している。 本人も、絶望時の手段として我ファのことは念頭にあったようだ。

しかし、 今年の3月には結婚していること、 1ヶ月前には自動車免許の教習所に通ってることを報告してることは、 一見すると我ファとは矛盾しているように見える。

これをどう説明つけるかだが、 今回もまた名探偵ポワロになったつもりで、想像力を働かせてみよう。


(さユりの物語)

3月に結婚し、人生は幸せの絶頂にあった。 しかし、その後突然声がファされ、仕事を失った。 仕事がなくやることがないのと、車の免許くらいとっておいた方が あとの人生のためになるだろうと思って教習所に通ってみたが、 結局自分から歌を奪われたら人生に何の意味もないことに気づき、 あまりの虚しさに我ファした。


歌でこの世界と繋がっていた人間が歌を失うことは世界を失うことに相当し、 世界が失われるとしたら我ファすると言ってたのだから、この我ファは極めて論理的だ。

歌えないことがすっごく悔しいです。 声を使って表現して世の中と関わり合ってきたのに、それが出来なくて色んな物事や景色から自分がプツンと切り離されたみたいで、でももどかしさと同じ分治す為に前向きです。

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