納豆は恐ろしい食べ物だ。 おれはかれこれ2週間は、毎日2パック食べている。 時には4パック食べることもある。
NATO or die
そのくらいの気持ちで食べている。
みなさんにも、納豆を食べてほしい。
納豆の効果
ナットウキナーゼ
納豆は現在流行中のコロナウイルスへの対策として非常に有効だ。
効能の筆頭はナットウキナーゼだ。 ナットウキナーゼは、血栓を溶かす。
コロナウイルスに感染した場合、その重篤な症状を引き起こすのは血栓である。 コロナウイルスは、スパイク蛋白を作り、スパイク蛋白は血管を傷つける。 これによって血栓が出来る。
従って、ナットウキナーゼにより血栓対策をすることは非常に有効な対策となる。
血液のめぐりを良くすることは当然、代謝の向上にも繋がるし、 脳の働きも良くする。
納豆菌
納豆菌は、確実に腸まで届く。最強の菌だ。
腸まで届いた納豆菌は、腸をきれいにし、健康に保つ。
腸の状態は自然免疫に直結する。従って、腸を健康に保つことは 自然免疫を高め、やはりコロナウイルスへの耐性を高めることに繋がる。
これは当然、アレルギーの改善にも繋がる。 実際、おれは冬になると肌が敏感になり多少荒れる傾向があるが、 納豆を食べ始めてからは肘の荒れもすっかり治ってしまった。 今年は例年に比べて鼻の調子も良い。おそらく納豆の効果だろう。
大豆レシチン
レシチンは、脳サプリにも含まれている成分だ。 レシチンを積極的にとることで、脳を健康に保つことが出来る。
タンパク質
納豆100g(2パック)には、およそ15グラムの植物性タンパク質が含まれる。
筋発達のためにはタンパク質の摂取が必須であるが、 経験的に、単一の食物からではなく、 肉や魚など様々な食物からタンパク質をとると良いと知られている。
とりわけ、動物性タンパク質と植物性タンパク質の両方をとることは 筋発達にとって効果が高いことが知られている。
現代社会では、植物性タンパク質をとる機会は極端に少ない。 その希少な機会のうち一つが納豆というわけだ。
おいしい納豆
しかし、やってみればわかるだろうが、納豆をパックのまま食うのはおいしくない。 それを日々続けるのはかなり苦痛だと気づくだろう。
そこで、納豆のおいしい食べ方をこっそり伝授する。
冷蔵庫から取り出し室温に戻せ
まず大切なことは、納豆を冷たいまま食べないことだ。
ナットウキナーゼは、冷たいままだと活性化しない。
食べる30分ほど前に冷蔵庫から取り出し、室温に戻す。
お椀に移せ
プラスティックの器のまま納豆をかき混ぜるのはやめろ。 これではダイナミックにかき混ぜられない。
納豆は本気でかき混ぜる必要がある。 そのためには、本気の混ぜに耐えられるお椀に移すべきだ。
プラスティックの器のままかき混ぜると、 納豆がこぼれることがあるし、箸が器に穴を空けることもある。 このようなことを気にして力をセーブしてしまっては、 納豆の本来持つ力を引き出すことは出来ない。
おれは100均の器で済ませたが 納豆用の器もあるようだ。
ねぎと砂糖を入れろ
ねぎは風味をよくするために入れる。 スーパーに打ってるリアルネギは消費期限が4日ほどと短いので、 一人暮らしの場合は、納豆用のふりかけでもいい。 これでかなりうまくなる。
砂糖は、ナットウキナーゼを活性化させる。 砂糖は比較的寒い地域(北海道や東北)では栄養価を高める目的で 入れられる傾向があるが、関東では珍しい。
砂糖を入れるとネバネバは多くなるし、 味もよくなる。 納豆のしょっぱさと砂糖からくるほのかな甘さが 良いコンビネーションとなり、ほかほかのご飯を絶妙に助ける神の食材に変わる。
量としては、納豆100gに対して10g入れるのがベストだ。
前腕が悲鳴を上げるまでかき混ぜろ
こうして準備された納豆を本気でかき混ぜる。
かき混ぜるというと、それこそ卵を溶くくらいのことを想像するだろうが甘い。 ナットウキナーゼの力を全開にした納豆をかき混ぜるのは相当な力がいる。 最終段階では、ネバネバによる箸を開くことすら不可能になるほど ネバネバは強力になる。
おれは相当に筋肉がある方だが、毎回前腕が悲鳴を上げる。 箸をぐう握りし、力いっぱいかき混ぜる。
前腕がパンプした時、それが納豆の食べ時だ。
おれは洗い物が多くなることを好まないから箸で混ぜているが、 納豆かき混ぜ棒なるものもあるようだ。納豆の世界は奥が深い。