以前に、ゆで卵作り器を使ってゆで卵を作る場合に、最善の調理時間は何分か実験したという記事を書きました。私が使っているゆで卵作り器ではそれは12分であり、同様の実験方法によって、違うゆで卵作り器を使った場合でも最善の調理時間が求められるだろうという話をしました。
黄色の研究 - 最高のゆで卵を作るには?今回は、ゆで卵作り器を使った場合に、殻をつるんと剥けるようになる意外な方法を紹介します。
まず、一般的に知られている、殻を剥きやすくする方法としては、できたての熱々ゆで卵を冷水につけるというのが知られています。
この方法の理屈は、そうすることで殻と白身の間に隙間が出来て剥きやすくなるというものです。
当初、私もこの方法でやっていましたが、ゆで卵作り器を使っているからかわかりませんが、あまり剥きやすくなっている気がしませんでした。
そういう理由から、ある日、電子レンジでゆで卵を作ったあと、そのまま冷水に入れるのを忘れてしまい電子レンジの中に放置していたのですが、なんと、そうして出来上がったゆで卵は殻がめちゃくちゃ剥きやすかったです。その後同様の方法で3回作りましたが、毎回剥きやすいゆで卵が出来ました。これを再現性といいます。結論としては、何もせず、放置しておくのが最善だったということがわかったわけです。この結果には、ニュートンもコロンブスもびっくりでしょう。
もともとゆで卵器を使っている理由が、完全栄養食であるゆで卵を楽に作りたいというモチベーションだったのですから、ただ放置するだけで剥きやすいゆで卵が出来上がるのであれば、なおのことそうしない理由がありません。この発見は本当にラッキーでした。
なお、放置するという方法は、ふつうにお湯でゆで卵を作った場合にはうまくいくかわかりません。なぜならば、電子レンジで調理するということ自体に特徴がある可能性があるからです。しかし、同様にゆで卵作り器を使っている場合であれば、再現すると思います。使ってる方はお試しください。
ちなみに以下のゆで卵作り器が私の使っているものです。もし興味のある方はどうぞ。