日本経済がピンチだ。その理由は、日本人のポテンシャルが低いからである。より正確にいうと、純血の日本人はポテンシャルが低い。だから、個人の能力が試される現代において、日本は経済的に下り坂なのである。
その原因は、島国であることに起因する。同じような血を混ぜても、お互いに似通ってるから似通った人間しか生まれない。本来は、出来るだけ離れた血を混ぜることが、より高い能力を持った人間の生産に繋がるのだ。
日本の競走馬は今や世界トップレベルの質を誇るが、そのきっかけは、サンデーサイレンス(米)、ブライアンタイム(米)、トニービン(英)という日本三大種牡馬を輸入したことによる。これらの血を輸入したことによって、日本の競走馬の質は一気に上がった。
先日行われた陸上の日本選手権ではハーフ選手の大活躍があった。100mで優勝したケンブリッジ飛鳥はジャマイカ+日本人、400mで優勝したウォルシュジュリアンもジャマイカ+日本人、怪我で出場出来なかったが将来有望なサニブラウンはガーナ+日本人(しかも元陸上選手)である。彼らは日本人とは体格が全く違う。まず、脚が長い。とりわけ、下腿が長く、上腿は短く太い。これは、黒人スプリンターに見られる体格的特徴であり、短距離を速く走るための優位な素質とされている。また、ACTN3という速筋繊維の割合に影響する遺伝子において、黒人はほとんどがRRかRXに属する。とりわけRR型が多く、ジャマイカ人スプリンターでは70%以上がRR型とされる。つまり、骨格的にも筋肉的にも、黒人の方が優位ということである。ちなみに私はRX型であり、子供に自力でR型を与えてあげることが出来ない;;
一方で、負けた日本人選手である桐生・山縣は残念なほどに日本人体型である。特に山縣はその傾向が強い。序盤で前に出て後半にケンブリッジ選手に一掃された光景は、血の差そのものであった。正面から見たゴール写真の、下腿の違いには絶望した。
ネットでは彼ら黒人系ハーフアスリートの肌の色を見て「あれを日本人としてカウントしてもいいのだろうか?」という声もあるが、室伏だってハーフだし、7種で活躍しているヘンプヒル恵さんもハーフ(しかもかわいい)だ。だから、もしそう批判するのであれば、室伏のことだってアニキとか呼んでる場合じゃないんだ。あれこそ、純血日本人では絶対に到達出来ないレベルなのだから。
今、日本の移民受け入れに反対する人たちがいる。ヨーロッパでは移民を受け入れて失敗してるのだから、日本でも失敗するというのである。だけど、彼らは移民によって得られる重要なポイントを軽視している。それは混血である。移民によって日本では混血が起こる。その結果、日本人はパワーアップする。より強靭な肉体、より高い免疫力、より美しい容姿、より高い知能を獲得するためには血を混ぜるしかない。
純血にこだわる日本はまるでハリーポッターの純血教のようである。