で、アスパラとブロッコリーを食べてテストステロンを高めるという話をした。
私はしばらくアスパラとブロッコリーを、鶏肉と一緒に炒めていた。しかしこれには問題があった。それは、野菜が焦げるという問題である。焦げないためには早めにフライパンから出す必要があるが、こうすると芯まで熱が通ってないことがあり、美味しくない。
しかし一番の問題は、焦げるまで焼いてしまった場合には、アクリルアミドという発がん性物質が発生することだ。
http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/acryl_amide/pdf/aa_syosai.pdf
この資料は農林水産省の資料なので確かな情報だと思うが、アクリルアミドは、アスパラの他、いも・ごぼう・れんこんなどを熱した場合にも発生すると書いてある。120度以上になると発生するようだ。ポテトチップスは発がん性があると言われることがあるが、その一つはこのアクリルアミドで、企業が減らす努力をしているものの、ゼロにはならない。
アクリルアミドがどの程度有害かというと、この資料には
- ネズミに与え続けたら神経障害が起きた。発がん確率が上がった
- 人間の場合でも長期的に摂取すると健康に悪影響を生じる「可能性がある」
と書いていて、この「可能性がある」レベルであれば他にも人工甘味料とか色々ととってしまってるし、いまさらアクリルアミドに神経質になることに意味があるのかというとはっきりはしないが、摂らないに越したことはないというのと、それ以上に、調理が確実・簡単になるという理由から私は、アスパラとブロッコリーを電子レンジに突っ込んでみることにした。
同資料には、
「煮る」、「蒸す」、「ゆでる」などの水を利用した加 熱調理では、食材の温度が120℃を超えることがない ため、アクリルアミドはできにくくなります。また、水 を利用した加熱調理の代わりに電子レンジを使ってもア クリルアミドをできにくくする効果が期待できます。
と書いてある。電子レンジで温めるとアクリルアミドの発生を減らせる可能性があるようだ。
調理方法は、アスパラとブロッコリーをパスタ茹で容器に入れて電子レンジ500Wで4分温めるだけだ。以前に試しに買ってみたものの結局一度もパスタを食べたことがない。したがって今回がデビュー戦となる。
鶏肉はこれに並行して、フライパンで焼く。野菜を排除したことによって鶏肉を焼くことに集中出来る。以前は、野菜に配慮して少し弱火にする必要があったのだ。
そしてちょうど4分が経った時、鶏肉を容器の中にぶちまけて、シャカシャカポテトの要領でミックスをする。こうすることでアスパラとブロッコリーに鶏肉のタレがつき、美味しくなる。実際、電子レンジで温めただけだとおいしくない。むしろ焦げ自体に甘みがあったのだが、電子レンジで調理すると焦げは出来ない。だからタレを絡ませる必要がある。
こうして出来た筋肉飯がこれだ。高テスを目指せよ。