この記事では、私の副作用的な感情や決定を抜きにして、街コンというものの体系についてこの1回(そして最後の1回)から知り得た範囲で共有をしようと思う。これが、次に街コンに行くあなた方の助けになるならば、私の犠牲は無駄ではなかったことになる。
- 本街コンは、男性女性ともに、同性のペアで登録する必要があった。私の相方に関する詳細は秘匿する。
- 本街コンは、丸の内にある居酒屋2軒を貸し切って行われた。参加ペアはまず、いずれかの店で乾杯を行うように初期化され、それから(通常)は運営の再配置オペレーションによって、店を移動させられる。
- 注意書きには、異性が突然立席した場合、その席はお開きとなるという辛いルールが書いてあったが、そうなった事象は目にしなかった。
- 運営は適宜アドバイスをくれる。運営はイベサー出身の適任者(29)である。
- 料理も酒もおいしくはない。ただ、どの参加者にとっても求めるべきはそこではないから、不満は話の種にしかならない。6900円という参加費(女性は2500円)を考えれば、妥当だとは思った。
- 男女比は、2:1程度であった。
- 参加者は合計で100人もいなかった。
- 色々なタイプの人間がいた。人間観察は楽しかった。
- 店を移動したあと、そこにはもう確定したグループが出来上がっており、入り込む余地はないように思えた。勝負は最初の店、最初の席であると言っても良い。言い換えると、最初から全力でいかなければ、敗北が確定する。
- 2PM開始であったが、1:30PMまでに申し込みをして、1:50PMまでに店に入るというシステムであった。
- 自己紹介タイムなどが運営から強制されることはなく、ついぞ、女性陣の名前も分からないまま終わった。運営はあくまでも席を提供するだけであり、それ以上のことは関与しないという立場をとる。
- いつ帰ってもいい。
- 残り5分になると、運営から「じゃあ最後に連絡先を交換しましょう!」という声がかかるが、交換することは出来なかった。
- 私のような完全なぼっちはほとんどいなかった。ほとんどの参加者は何らかのグループに入って、最終的には連絡先を交換していることを目撃し、辛くなって店を出た。
このような情報が予めわかっていれば対策を打つことも出来る。私には、情報がなさすぎた。後進の役に立てれば本望だ。