糖質制限の効果
糖質制限をはじめてからそろそろ1ヶ月となる。糖質制限についておさらいしておく。
脂肪が増えない
- 糖質制限は、糖質を抑える食事法である。
- 糖質をとらなければ血糖値が上がらない。従ってインシュリンも出ない
- インシュリンが出なければ原理的に、脂肪の蓄積は起こらない
=> 脂肪が増えない
脂肪が減る
- 糖質を制限すると、血糖値の維持に糖新生を使うことになる。(あるいは脳の活動に脂肪由来のケトン体を使う)
- 糖新生では、材料としてアミノ酸・糖新生を行うエネルギーとして脂肪を使う
=> 脂肪が減る
アレルギーを改善する
- インシュリンが出ると、副腎疲労が起こる
- それにより、アレルギーが悪化する
- アレルギーが悪化するとストレスが増えるから、さらに副腎疲労が起こり悪循環となる
=> アレルギーを改善出来る
テストステロンが高まるため筋肥大出来る
そして私の理論である、「糖質制限をしていても筋肥大は出来る」を導こう
- タンパク質を十分にとれば筋肉の異化によるアミノ酸補充を防ぐことが出来るから、筋肉は減らない
- タンパク質を十分にとることは筋肉の発達に有利なことであるから、そもそも筋肥大をさせることと整合する
- 副腎疲労が起こらないから、テストステロンが効率良く生成される
- テストステロンを生成するためのコレステロールは豊富にあるため、テストステロンが高まる
- 筋肉にタンパク質を同化させるインシュリンはなくなるが、脂肪が増えないため、テストステロンレベルの減少があり得ない
=> 高いテストステロンレベルを維持してタンパク質を十分に放り込むことで筋肥大出来る
=> 高いテストステロンレベルは脂肪燃焼に貢献する
この1ヶ月弱で、糖質制限の理論が正しいことが実感として得られている。次の一ヶ月が大変楽しみだ。
糖質制限は大変
蛋白質を死ぬほど摂る必要がある
しかし糖質制限を行うのは単に糖質を抜くという安易な考え方ではいけない。そうすると間違いなく筋肉を大量に失う。糖質制限ダイエットの結果として報告される例として、一週間で5kgとか、そういう馬鹿げたものがあるが、それはほとんどの場合は炭水化物が抜けたのと、筋肉を失ったからであると思われる。
私は糖質制限をしながら筋肥大もしなければいけないため、筋肉に常にアミノ酸を補給し続けるために一日120g-150g程度のタンパク質をホエイプロテインからとり(トータルで200gくらい)、かつ、起床直後の急速な補給にはBCAAも使っている。これが身体に良いことなのかというとたぶん良くはないし、マジで金がかかる。3ヶ月後を目処に、1日100g程度の糖質は許容する生活に緩和しようと考えている。
食物繊維を大量にとらないと便秘で死ぬ
糖質制限が私を真に追い詰めたのは、始めて一週間くらいで味わった尋常でない便秘である。あれほどの便秘をいままで体験したことがなかったし、出さなきゃ死ぬが出しても死ぬという恐怖と戦った。最終的にはどうにか出せたので今この時を生きているわけだが、その秘術については墓まで持っていくこととする。
これでようやく本題に入れる。イージーファイバーを飲め。糖質制限はマジで便秘になる。乳酸菌プラスとかBCAAプラスとかいうのもあるが、量が大したことないので意味が無い。シンプルなものを飲め。おれは昼飯の前にプロテインシェイカーに入れて飲んでいる。忘れた場合は夕飯の前に飲む。
イージーファイバーを毎日飲んで腸をクリーンに保つことは、アレルギー対策としても有効であるし、栄養の吸収効率も保つ効果がある。また、糖質制限をすると卵やチーズなど食生活が偏ることとなる。食物アレルギーを発症したら糖質制限が不可能になることは言うまでもないから、これを予防する上でもイージーファイバーで腸をクリーンに保つことが有効となる。つまり、イージーファイバーはこれもまた糖質制限と整合するのだ。
- 糖質を抜く (一食20gくらいまで)
- タンパク質を大量にとる
- イージーファイバーをとる
これでいい。