最近、ジャニーズ喜多川が性的搾取をしていたという内容が 海外で取り上げられ、 このままジャニーズにいても世界進出が不可能と理解したメンバーが次々と 脱退しており、おそらくジャニーズはもう終わりだと思うが、 ジャニーズがガチホモ集団だという事実自体は、今日昨日になって明らかになったものではない。 なぜ、今頃になって騒いでるのかが不思議だ。
整理のため、歴史を少し振り返ってみようと思う。
ジャニーズの最盛期
おれが中学受験をしたのが1997年、 その頃はジャニーズの最盛期だったように思う。 特に、SMAPとキンキキッズの勢いがすごかった。
ドラマについていうと、 木村拓哉の代表作といえるロンバケは1996年のものだし、 キンキキッズの人間失格は1994年、青の時代は1998年とのことだ。 また、 金田一少年は1995年、 銀狼怪奇ファイルが1996年とのことだ。 これらのドラマではIQが取り上げられ、 中学受験界隈ではIQというキーワードが軽くブームになった。 ちなみに金田一はIQ180で、銀狼はIQ220という設定になっている。
歌についても、 SMAPの一番の代表作といえばおそらく夜空ノムコウということになると思うが、 これが1998年のことだったようだ。 森且行が脱退したのが1996年で、その後に出した曲が 青いイナズマで、これが超絶かっこよかったから 森くんが脱退したことが許されたような空気が微妙にあったように記憶している。 SMAPのかっこいい曲といえばテンダラーズもそうだが、 どちらも作詞作曲は林田健司。どうやら、君色思いもらしい。 あまり名前は知られていないと思うが、かっこいい男だ。 本人が歌ってる動画もある。
滝沢秀明がジュニアに入所したのが1995年、 宇多田ヒカルの代表作ともいえるFirst Loveが 主題歌の魔女の条件は1998年。 主演の松嶋菜々子がのちに結婚する反町がポイズンしてたのも 1998年のことらしい。
V6の結成が1995年で、同年にリリースされた MUSIC FOR THE PEOPLEは 当時の感覚からすると曲もダンスも 飛び抜けてかっこいい曲で、 それからしばらくの間バレーボールの主題歌 に使われていた。
でもまぁ結局、1998年には少年隊が 新曲を出し、格の違いを見せつけた。
あの頃は、右を見ても左を見てもジャニーズ。 ジャニーズ or dieの時代だった。
嵐の結成が1999年のことだが、 おれからするとそれ以降のジャニーズは完全に微妙で、 正直にいうと滝沢のあたりからもう、 ジャニーズは勢いがなかった。 ビジュアル的にも微妙なやつが増えたのと、ダンスも下手になった。 関ジャニとか最近のジャニーズはもはやギャグなのだと思っていた。
ジャニーズガチホモ疑惑
男子校というのは恐ろしいところで、 リアルにガチホモがいる。 同級生の誰それが柔道部のガチムチに食われたとか、 そういう噂は聞いたことがある。 高偏差値の子供は知的好奇心が高いから、 そういう方面に興味が行ってしまうことがあるのはある意味当然だ。 女子校もきっと同じようなもんだろう。 子供を別学に行かせるということは、この覚悟が要る。
だからおれにとって、ホモセックスというのは わりと身近な話題であって、 ジャニーズがガチホモ集団だと知った時にもさほど驚きはしなかった。
ジャニーズがガチホモ集団だということは中学生あたりの時に知ったと思うが、 調べてみると1999年に週刊文春がジャニーズを叩き、 それから名誉毀損で裁判になったらしい。 1999年というと、ジャニーズのゴリゴリの最盛期だったから、 結構話題になったように記憶している。
しかし、おれにとってはさほど驚きもなく、実際 「やっぱそうですか」くらいにしか思わなかった。 ジャニーズは滝沢もそうだし、最近では佐藤勝利なんかもだが 小柄でかわいい方面の子が多いし、 ジャニー喜多川が「You、いっぱい出しちゃいなよ」と言ってる 光景が容易に想像出来た。 むしろ、主にTOKIOだったと思うが このYou構文をギャグとして使ってることがあり、 こちらの方が驚いた。 どうして、ジャニー喜多川のことをギャグに出来るのだろうか。 不思議だ。 TOKIOは免除されていたということだろうか?
さかのぼって、突然辞めたジャニーズジュニアの子なんかも、 きっとホモセックスに我慢出来なくなってやめたのだろうと想像出来た。 なんか、ジュニアからジャニーズに昇格すると ホモセックスから解放されるみたいな話も聞いたことがあるが、 待てなかったのだろう。 日式大企業を若手がやめるのと似ている。
子供を売る異常な世界
このように、 おれは別にジャニー喜多川が少年愛で、 ジャニーズの人がそれを受け容れてたとしても それは双方の納得の上であれば 少なくとも局所的な関係だけでいえば まぁいいのではないかという考えを持っている。
おれは、脳みそしか取り柄がないからそれを活かして生活するが、 美少年がじいさんにちんぽをしゃぶられて身を立てるのも、 抽象的には同じようなことだろう。 アイドルが枕営業をしていても、それしか売るものがないのだからしょうがない。 みんな、そうやって生きている。 現代社会においてそれがたまたまクリーンとみなされているかどうかの違いでしかない。
むしろ問題は、応募に関して親や兄弟が関与しているケースだ。 最近のジャニーズでは一番美形な 佐藤勝利のwikiにはこう書いてある。
オーディション当日は友人と自身の誕生日パーティーを予定していたこともあり、誕生日を取るかオーディションを取るかで悩んでいたところ、母親からせっかくだからということでオーディションに参加することになったという
これが14歳の時だ。 もちろん母親は、ジャニーズがガチホモ集団だということは知っていただろうが、 佐藤勝利自身は知っていたとは限らないだろう。
一体、この母親は何を考えているのだろうか。 異常すぎる。 こういうケースは他にもあるのだが、 この人身売買的な行為が なぜ許されている風なのかがわからない。 しかし、ジュニアの子に恨まれて殺されたという話は聞いたことがなく、 これ自体も異常だと感じる。ふつう、殺すだろ。
ジャニーズはあまりにも異常な世界だ。ここまで書いて、後悔した。