https://tsusinsei-guide.net/futoukou/1135/
この記事を読んでいて「高校生の中退率がワースト1位」という文が引っ掛かった。 これだけで、書いた人間が低学歴で無教養でワクチニストであることがわかり、吐き気を催す。
率は、高いか低いかだ。 まずもってこのような単語の一致がとれていないことが問題なのだが、 その結果、この文章は「事実と評価が分離されていない」 いわゆる高◯式文章になってしまっている。
率が全国でもっとも高いというのは事実であり、 それがベストかワーストかは評価の問題である。 率がワースト一位と言われると、率自体がもっとも低いのか、 率が低い方がいいという価値観の下において率がもっとも高いのかが わからんだろうが。お前は落第だ。
文章においては、事実と評価、あるいは客観と主観 (これを逆順に書いたら終わりだ) を分離することは非常に重要なことであり、 まともな理系人間はレポートや論文執筆を経て、これを徹底的にトレーニングされる。 日立製作所では、そうして訓練を受けてきた院卒を集め、 その上でみっちりとした文章訓練を施すから、日立出身者は最強になる。
事実と評価のように、純度や価値の違うものを分離するということは実は、 他の分野でも重要であり、よく行われる。 例えば、プログラミングの領域では、 純粋なパーツと副作用(IO)のあるパーツを分離したり、 不変な部分と可変な部分を分離したりする。 そして、それをコンパイラに自動的に行わせてソフトウェアの精度を 爆発的に高めようとする試み(エフェクトシステム)も行われている。 他にも、手術などでも術野とそれ以外を明確に隔離するだろう。 なぜこうするかというと、純粋できれいで安定的なものは価値が高く、 そこにフォーカスしたいからだ。
少年院に送られてくる境界知能の子供たちに焦点を当てた 人気漫画「ケーキが切れない非行少年たち」の続編に 「事実と評価を分離出来ない高◯出身者たち」があるかないかは不明だが、 事実と評価を分離することはとても重要なことだ。
しかし、事実として、まともな教育を受けていない人間は大抵の場合、 これが出来ず、事実と評価がごちゃごちゃになった文章を書いてしまう傾向があり、 害悪となる。 なぜかというと、そういう人間の評価パートは価値が低いからだ。 だから、低学歴の人間ほど事実と評価を明確に分離し、出来れば評価を書かない方がいいというのに、 それらがごっちゃになった文章やコードを書いてしまってはまさに地獄といえる。 馬鹿はもう、事実しか書くな。
事実と評価をごっちゃにしてゴミ文章を書くやつは
