コロナ対策には暴力が必要だ。
ブラジルではギャングが屋外で見張って、ほっつき歩いてるやつをぶっ殺すという感じらしいし、 ニューヨークでは屋内待機の結果として、家のないホームレスや薬中が外で暴れ回るようになって、ふつうの人は外に出れなくなってるようだし、 フィリピンの首相は「輪を乱すやつは銃殺する」と宣言している。 インドでは、警棒でおしりぺんぺんだ。
本来、これらは必要がないことだ。 コロナの被害が長引けばそれだけ自分たちの経済がめちゃくちゃになるし、 場合によっては国際社会から取り残されてしまうことになりかねない。 その恐怖によって本来、強制的なロックダウンなどせずとも、人は自粛すべきなのだ。
街中でインタビューすると 「不思議と自分だけはかからない自信があるんですよね」 などというバカが決まって現れる。 しかしこれはただのバカだからしょうがないという見方も出来るし、 メディアは偏向報道ばかりするから、見てる側としては「そんなやつ例外でしょ」 と思うようになってしまう。オオカミ少年はやがて誰にも信用されなくなるのだ。 こうなるとむしろ自粛に成功してるかのような印象を与えることになる。
しかし今度は、今もっとも自覚すべき立場にいる医師が 岐阜にあるすでにクラスタ認定されていた岐阜にあるキャバクラ「シャルム」で馬鹿騒ぎしたあげく、 コロナ認定された。 医療従事者の院内感染を止めることが最重要課題という社会認識の中、 よくもそんなことが出来たものだと思う。
医師であるからには当然教育レベルも高く、バカであるはずはないのだ。 であれば、わざとやったと見るのが自然であり、これは国に対する反逆行為であり、殺人行為なのである。
医師免許剥奪は当然だ。 彼らは医師免許をもらうことによって病院で勤務することを許されている。 コロナにわざと感染し、病院でコロナウイルスをばらまくというのであれば、これは資格を悪用した テロ行為にほかならない。 例えば、警察が売春や麻薬をやったら懲戒解雇になるのと同じように、 この時期に医師が自覚なく、クラスタに突っ込んでいくというのは当然懲戒解雇に相当する。
おれは、今、この国に必要なのは暴力だと思っている。 こうやってナイトクラブが矢面に立たされて困るのは、そこで生活する人たちである。 であるとすると、件の医師たちは、彼らから反感を買うことになる。 もし、明日になって、彼らが岐阜の山中で死体になって発見されたらどうなるか? たった三人の犠牲によって、日本の自粛ムードは一気に高まり、強制的なロックダウンなどせずとも、 コロナの蔓延は抑えられ、何千何万という人間の命を救うことになる。 それは、彼らが今後救うはずであった人間の数よりはるかに多い。
今の段階に至ってしまっては、 コロナウイルスの特効薬は暴力なのではないかと思っている。 科学やテクノロジーによって制御出来ないのであれば、人間の恐怖に訴えかけるしか手段は残されていない。 おれも自分自身や家族がコロナウイルスにぶっ殺されては困るのだ。 だからこそ言いたい。