松本零士からはじまってALFEEにたどり着く旅

松本零士がイタリアで倒れたというニュースがあったので、ここで松本零士について何か話したい。

松本零士について

松本零士は御年81ということなので、仮にここで死んだとしても漫画家としては長寿ではある。 昔の漫画家は文字通り命を削って漫画を描いていたため、 ブラックジャックや鉄腕アトムで有名な手塚治虫もサイボーグ009で有名な石ノ森章太郎も60歳で死んでいる。 他にも、短命で死んだ漫画家は多い。

ただ、ここで死ぬことは誰も望んでいないから、 無事に日本に帰ってきてほしいと思う。

ちなみに、Reijiなのかと思いきや、Leijiらしい。これだとLazyに聞こえてしまうと思うが、 そこがミソなのだろうか?だとしたらしゃれている。

銀河鉄道999との出会い

私は好きな漫画を聞かれたら、ブラックジャックと銀河鉄道999を挙げることにしている。 銀河鉄道999との出会いは、調べるとそれは1998年のことなので私が中学二年生の頃だったようだが、 東映の映画「銀河鉄道999エターナルファンタジー」を見に行ったのが始めである。 新聞屋におまけとして時々映画チケットをもらっていて、それで見に行ったのが銀河鉄道999だった。 たぶん、日ノ出町の映画館だろう。 今グーグルマップで確認するとその面影すらも残っていないが、 当時は、日ノ出町の駅を出て橋を渡ったすぐのところに大きな映画館があった。と思う。 思う、としか言えないのは、日ノ出町に当時の面影はまるで残っていないため、思い出すことが難しいからだ。

この日ノ出町やら隣の黄金町というのは、横浜の中ではかなり柄の悪い地域として知られていて、 いつどこで銃声が鳴り響いてもおかしくはないところではある。 当時から柄は悪く、横浜で生まれた子が生まれてはじめて親から教わることは今も昔も「ここに一人で行ってはならない」だ。

他にも日ノ出町にはたくさんの映画館があったらしいが、軒並み閉館したようだ。 悲しいといえば悲しい。しかし私だって映画は映画館に見ることはほとんどなくなったから、 時代の流れなのかなと思う。やはり映画館に行くと2時間の映画を見終わる頃にはトイレに行きたくてしょうがないし、 あまり心地よいものではない。2時間半、3時間の映画となると論外だ。これが原因で私はタイタニックを見に行くことはなかった。

タイタニックが沈む前に主人公のディックがおしっこの海に沈んでしまう。

余談だが、白人はトイレにあまり行かずに済むらしい。これは文化的な違いも影響しているけど、 体質的な違いにもよる。

こうやって銀河鉄道999に出会った時は衝撃的に感じた記憶がある。 たぶんそれはALFEEの歌のせいもあるだろうけど、 戦士の銃で鉄郎とヘルマザリアが撃ち合うシーンは今見てもかっこいいと思う。

お小遣いをやりくりして漫画も全部買った。 昔の漫画は本当に面白かったと思う。ワンピースとかとは比較にならない。 ドラゴンボールよりも幽遊白書よりもスラムダンクよりも、私は銀河鉄道999の方が面白いと思う。

ALFEEとの出会い

この後、私はALFEEも聴くようになった。 ALFEEというと、すごく古いイメージがあるのか、ALFEEを聴いてると言うと 同級生からからかわれたこともあったが、私は好きだった。

ALFEEの曲は999の曲もよいし、それ以降ドラマで使われたりして有名なものもあるが、 私が一番好きな曲は、「主役は冷めきった心と心」という詩が印象的な「無言劇」である。 この歌が好きという人は少なくないだろうが、決してメジャーな曲ではない。

こうして、松本零士から始まった旅は、銀河鉄道999を経て、ALFEEにたどり着いた。 終点ALFEE、終点ALFEE。

松本零士よ、死ぬんじゃないぞ。

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