コンビニバイトで受けた学歴逆差別について

この前ルシファーにコンビニバイトを推奨してみたが、 ルシファーにはコンビニバイトは出来ないと思う。 その前に受からないだろうが、受かっても一日で解雇されるだろう。

おれが一浪で東工大に失敗した時、 モチベがもうないので次は京大でも受けるかと思ったが、 親からは「受験料くらいは自分で稼ぐ」ことを命じられた。

そこでおれは近所にあるミニストップのバイトに申し込み、無事採用された。

ミニストップなのが悪かったのかも知れない。 ミニストップはイートインのスナックコーナーが魅力のコンビニだ。 アイスクリームも売っている。 偏差値の高いコンビニだ。

定期的に裏に行ってスナックを揚げないといけないし、 アイスクリームもうまく作らないとクレームになる。 コンビニの通常の業務であるレジとか補充とかに加えて、 そういったものもすべてこなす必要がある。 まさに最難関のコンビニだった。

最後に渡されたバイト代が15000円くらいだったから、15時間くらいは働いたのだろう。 ある日突然おれは苛立った店長から「麻布なのにそんなことも出来ないのかよ!!!」と 一言一句そのまま怒鳴られ、 翌日に封筒に入った給与を渡され、解雇された。

あれは紛れもなく学歴逆差別だった。 あの野郎はまじで許さない。 しかしおれはあの時、低学歴を差別する権利を得たと思っている。 この点については感謝している。

東大卒だと、こういった事は日常茶飯事らしく、 東大卒なのにこんなことも出来ないのかよとはよく言われるものらしい。 しかしおれは京大卒だからか、そう言われることはない。 この点は、京大卒で良かったと思う。 しかし、総合的に見れば、東大に行っていたらきっと結婚も出来ていただろうし、 そういう意味ではううう・・・後悔は尽きない。

ルシファーについては 学歴の頂点であられる東大医学部だから、とんでもない学歴逆差別を受けることも 今後十分に想定される。でもその時にいちいち怒らないことだ。 「すいません、勉強しか出来なくて」とでも言っておけばいい。おれはそうした。 それが模範解答だと理解したのだ。

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