水色に昇格しました
今日のABC151でようやく水色に昇格することが出来ました。
7月に初参戦して、そこから2ヶ月で9月の頭には緑になりましたが、そこから実に4ヶ月かかったことになります。 本当に辛かったです。
当初の目標では、11月の頭には水色になるとつもりでした。 しかし、11/04のAGCで865、11/23のDISCOでは509というわけわからんパフォを出し、11月に水色は遠のきました。 まぁそれでも12月には上がれるだろうと思っていたのですが、 5完とってもパフォが1200という回もあり、Unrated回もありで、1月までずれ込んでしまいました。
その間、病みすぎて、完全自殺マニュアルを読み始めました。 今日、水色に届かなかったら実践していたかも知れません。 まぁ、届いたけど実践してしまうかも知れませんが・・・。
嬉しいというよりほっとしたというのが正直なところです。 最近は精神が不安定でロクに眠れないですし、コンテスト中も 頭がパニックになったり手が震えたりで、まともに実力を出せる状態ではなかったです。
なぜ緑色と水色の境界で止まる人が多いか?
おれなりの分析ですが、なぜ、緑色から水色に上がる手前で止まる人が多いかを話します。
まず、現在のAtCoderでは、茶色や緑色の人も強くなっていってるため、 相対的に見て水色に上がりづらくなっているというのはあると思います。 コミュニティの中にも、茶色や緑色向けを意識してブログを書く人が増えはじめていますし、 書籍なども揃っています。
競技プログラミングの性とかいう怪文書についてというクソ記事を書きましたが、 努力を可視化している人が増え、その中に女性がいたから起こった現象であり、 意識的に努力をする人が増えたというのが根本にはあると思います。 当然、それを見て刺激を受ける人もいるでしょう。 vTuberも出てきました。
Twitterを検索すると 競技者のレベルが上がっていると 感じてる人が結構見つかります。
従って、現在のAtCoderでは、水色に上がるためにABCで5完はMustとなっています。 4完では水パフォが出ない場合もあります。
従って、水色に上がるためには4完は当然として、ABCのEFを攻略する必要があるのですが、 DEFの難易度の傾斜が急すぎます。 だから、Dまで解けるようになった人がEは一生解けないということが起こりますし、 おれの場合はFが一度も解けたこともありません。
おれの場合、Eは大抵の場合は解けますが、解けないこともあります。 つまりコンテストは事実上、1問で評価されているような形になってしまうのです。 そのコンテストが週に1度だから、実力が正当に評価されて水色に上がるのに時間がかかってしまうということになります。 その間、AtCoderだけをやっている場合は、成長を感じられないということが起こるのです。 せめて週に2回開催すべきだと言ってるのはこういう理由によります。
実際、緑色と水色の境界でおれより長い間停滞している人は山程います。 この原因は、成長を感じにくいため、努力するモチベーションがわきづらいというのもあると思います。
これはAtCoder特有の問題
これは、AtCoderに特有の問題です。
CodeforcesではDiv2のコンテストが週に2回ほど開催されていて、 ABCのABのような簡単な問題は出ず、CかDから始まるような難易度です。 おれは3問くらいしか解けないので、3問というのはABCでいうとEくらいまでに相当すると思います。 しかし4問目も、Fほどは難しくありません。EとFの中間か、難しめのEくらいでしょう。
こういう難易度設定のため、 水色前後の人が Codeforcesに参加する意義は大きいです。 正しく評価されるため成長を感じやすいというのはありますし、 問題自体もパズル要素がない典型的なものが多いため、勉強にもなります。 (解説はラフなため理解は難しいですが。この点はAtCoderがダントツで最強だと思います) 英語に問題がないのであれば、参加してみるのが良いと思います。
今後どうするか。AtCoderは一旦引退
まず、AtCoderはABCとARCを繋ぐ難易度のコンテスト を追加した方がよいと思いますが、 これはそう簡単に実行されるとは思いませんから、 おれは一旦AtCoderを引退しようと思います。 一応提案だけしておきますが、 400-400-500-500-600-600くらいの難易度設定のコンテストが ありがたいと感じるコンテスタントは多いと思います。
一旦引退するのは上に述べたような難易度設定の問題もありますが、 そもそもAtCoderの問題があまり良質とは思わないため、 必死になって解く気が起きないからです。 これは
心が壊れたのでAtCoderの目標を水色に下方修正することにしたで書きました。 主に、パズル問題や算数問題に対して「だからなんなの?」としか思えず、 萎えています。
しかし、仮に日本で再就職を目指すとした場合は、 CodeforcesのレートよりはAtCoderのレートの方が訴求力があるのは事実です。 なので、青色は将来的にはなろうと思いますが、 まずはCodeforceで紫色に上がったらまたAtCoderに戻ってこようと思います。 (LeetCodeも問題が良質なので、これも参加しようと思います。もちろんyukicoderも)
その頃には、Fも勝負になっているはずです。 Fも勝負になるならば、ABCで一気にレートを上げることが出来て、 ARCでも黄色パフォくらいを出せるようにはなるでしょう。 これならば一気に青色に上がれます。
あとは、英検一級に再チャレンジしようかなとも思っています。
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