アドセンスを通すのは難関と言われており、昨今さらに審査が厳しくなっているという噂があります。このブログ「テストステ論」は2018年11月の時点で記事数が600件あり、審査には不利な状況でした。
アドセンスに申し込むのは、ブログが小さいうちが良いと言われます。なぜかというと、記事が多い場合、リジェクトを食らった時に、何を直せば良いかわからなくなるからです。
現在、2018年4月5日。朝起きて、私は目を疑いました。ついにこのブログがアドセンスを突破したのです。断捨離をしまくったため、現在の記事数は337。それでも巨大です。このブログをアドセンスに通すことは半ば諦めていたため、遅れたエイプリルフールかと思ったほどです。
そのために私がやったことはたくさんありますが、まずは基本である「コンテンツの整理」という点をこの記事では話そうと思います。
私はこの記事は、他の「アドセンス通った系記事」より価値の高いものと信じています。なぜかというと、巨大な雑記記事で通したからこそ、私の中で「アドセンスに通るにはこれが必要なんだ」と思っていることが本当に正しかった可能性が高いからです。
記事の質向上
基本法則として、アドセンスは、記事の質を求めます。
リンクを貼りまくっただけの記事や、極端に短い記事は質が低いとみなされます。
私は「アドセンスは質の低い記事が多いサイトを拒絶する」は確度が高いと思っています。
一方で「質の低い記事が1つでもあったらだめか」については、現状として337個も記事があるのですから、もちろん私はそのすべてを何度も見返して各々が質として十分なものであるか吟味はしましたが、見落としは現実的には存在し、その中にいくつかは質が低いものがあってもおかしくはないため、確度はそれほど高くありません。
むしろ、私がやったことを考えると、質の高い記事の割合が求められていると考えると、自然かなと思います。
いずれにしろ、アドセンスを通したらゴールではなく、アドセンス後に継続していくことも考えると、「記事の1つ1つを質の高いものにしていこうという気持ちを持つ」ことがもっとも大事なのだと思います。
日記のような記事の全削除
私のブログは設立当初、とあるソフトウェアの開発日記としてスタートしました。そのため、その開発日記が最初の3年くらいを占めていました。これらはアナリティックスを見ると全く読まれていませんし、そういう意味でも社会から無価値と判断されているわけですから、アドセンスのためと思って鬼の形相ですべて削除しました。
ただ、技術記事の中でも一般性があって有用で、それこそ外からリンクされているようなものは価値があると見て残しました。
ブログは日記のような形で書くのがとても楽です。従って、これは人によってはやりにくさを感じるかも知れませんが、アドセンスは労働の1つと考えて、諦めるのが得策だと思います。アドセンスをとった時点で、そのブログは商品にするということですから。
削除するかどうか迷った時にアナリティックスは本当に助かります。これは活用しましょう。見られていない記事はあなたの思い出がどれほど詰まっていたとしても無価値であるという事実が受け入れられないなら、アドセンスないしはビジネス的にブログを運営することは厳しいかも知れません。
アドセンス申し込み以降では記事のクオリティを保った
最初の申し込みである11月以降、おそらく50記事以上は書いたと思いますが、出来るだけ質を高めることにフォーカスしました。これは訓練でもあります。
比較的短時間で、ある程度長文で、広告の貼りやすい、クリーンな記事を書くというのは技術の問題だと感じました。その訓練だと思って、テーマを見つけては書いていました。
そうやって、質の高い記事を書いてみて感じたことは、質の高い記事を書いた方が結局アクセス数がとれるということです。検索上位になって、ずっと見られ続ける記事は間違いなく、質の高い記事です。ブログはオーガニック検索流入がほぼ全てなので、いかに質の高い記事を書いて検索上位に乗せるかのみを考えるのが良いと思います。
表示速度の向上
PageSpeed Insightsというサイトで、あなたのサイトの表示速度がどの程度かを知ることが出来ます。私は当初、PC版で点数が30点程度でしたが、それを80点以上まで上げました。表示速度の高さは、検索優位につながると言われていますし、もしかしたら、検索優位なものを質が高い、つまり表示速度自体も記事の質の要素としてとらえているのではないかと考えたからです。
pngをすべてjpgにした
pngは一般的にjpgより重いです。従って、すべての画像を変換してjpgにしました。
PNG to JPG – Convert PNG to JPG
このサイトを使ってちまちまと、ほぼ徹夜で一晩かかりました。仮にアドセンスに通らなくてもアフィリエイトにとっても検索優位は役立ちますから、そういう意味でも闘志はありました。34歳はそう若くないのでしばらくダメージが残りましたが。
トップページを一覧形式にする
これは表示速度の向上に効きます。というかこれだけやれば数値上は80近くまで行くのではないでしょうか。
私は自分の名前自体が売れているタイプですから、「ゴッドエイムあきら」「アキラディベロパ」「テストステ論」などで検索してくる人も少なくありません。この場合、トップページに飛んできます。そういう意味では、実際に効いてると考えられます。
アドセンス審査には関係ないと思ったこと
よく言われている「これがあるとアドセンス受からないよ」に対して、私の経験から反論出来ます。
アフィリエイトの有無は関係ない
アフィリエイトがあると受からないから審査時は無効化した方がいいという人がいます。しかし私のブログは、もともとアドセンスを半分諦めていたこともあり、収益方法をアフィリエイトに絞っていましたから、商品レビューが大変多いです。それでも審査には通りました。問題は、アドセンスが広告を貼る余地があるかどうかであり、アフィリエイトとバッティングするかどうかではありません。アフィリエイトがあるから広告を貼れないということではないでしょう。