中学受験は理科も社会も覚えることが多い。
理科であれば、花の名前とか、星座がどったらとか、写真の一部を見せられてこれは何ですか?とかいうクイズみたいな問題もあった。はっきりいって知らんがな失せろという感じだった。心臓とか身体の仕組みについても出る。計算が主体なものとしては、化学反応の話とか、砂糖がどうとか食塩がどうとかいう問題、電気回路、あとはモーメント計算とか、そういうのがあったと思う。
社会も社会で、都道府県の形を見て、これはどこですか?とか、この湖の面積はいくつですか?とか海と接していない都道府県は何個ありますかとか、都市の人口とか、もちろん地理だけでなく歴史とか産業とか社会問題とか、時事ネタも出た。とにかく覚えることが多い。
麻布中学は、ただ知識を問う問題は出ないが、背景の膨大な知識があってはじめて考察出来る問題が出るから、結局膨大な知識を頭に入れる必要があった。当然、これらの知識は小学校で習う範囲をはるかに逸脱している。
なので、理科と社会についてはテキストを読むだけでなく、色々と補助的な参考書なども買った。それを紹介する。
理科
図鑑
植物図鑑、昆虫図鑑の類は当然買った。なんか、5冊か6冊のセットで、ケースに入っているようなセットのものを塾から推奨されて買ったと思う。1冊の大きさはB5とかいう大きさではなく、小さめだったような気がする。オススメ出来ればよいと思ってアマゾンを探してみたが、見つからなかった。確か、旺文社のこれだったような気がするが、だとするとすでに廃版のようだ。25年前の話だから、そういうことも当然ある。
図鑑は小4のうちに全部読んで、その後はわからなかったら調べるという感じだった。
顕微鏡
そうそう、中学受験の理科では顕微鏡や実験器具の使い方に関する問題も良く出る。というわけで実際に使って覚えるため、子供向けの顕微鏡も買ってもらった。たぶんこんなのだろうと思うが、当時はこれよりはるかに倍率が悪かったと思う。これで色んなものを見た。
>天体望遠鏡
お祭りで天体顕微鏡が安く売ってたので買ってもらった。これで月の表面を見たと思う。えらく興奮したのを覚えている。それっきり使っていない。
社会
白地図
地図を暗記するためには白地図を使った。その上に色々書き込んで覚えた気がする。ここがなんとかコンビナートとか、ここになんとか山脈があるとか、そういう感じだ。
日本の歴史(漫画)
歴史を覚えるのはとても大変で苦労した。そこで、漫画を買って読んで覚えた。これは結構効果があったと思う。小学生は漫画なら読む。ただ、2回か3回くらいしか読まなかったと思うが、結構頭には入った。歴史ほど、ただ教科書的に学ぶだけと、小説や漫画で読むのとで楽しさが違うものはないだろう。
朝日年鑑
中学受験では時事ネタが突然出されることがある。これは、全く知らないと混乱してしまうし、逆に知っていると猛烈に有利になる。
こんなんだったと思うが、受験本番の前に買って、パラパラっと目を通してはいた。